top of page

​やまとことば.jpについて

ことばの音から、
日本と自分を見つめ直す。

やまとことば。

日本で古くから使われてきたことばを、一音一音の響きから見つめていくと、そこには自然の捉え方、人とのつながり、古事記の世界、そして私たち一人ひとりの名前へと続く、奥深い世界が見えてきます。

yamatokotoba.jpは、ことばの音を入口に、日本語の奥にある世界観と、今を生きる私たち自身を探っていくサイトです。

やまとことばとは何か。

一つの音には、どのような働きがあるのか。

なぜ古事記には、あれほど長く不思議な御神名が記されているのか。

私たちの名前と、ことばの音にはどんな関係があるのか。

古典、ことば、研究、そしてやまとことばの音義を行き来しながら、一つひとつ考えていきます。

やまとことば姓名鑑定06.png
0006_0000(大)_edited.jpg

このサイトで大切にしていること

やまとことばや言霊について調べていると、とても魅力的な説や解釈に出会います。

一方で、古い文献に実際に書かれていることと、後の時代に生まれた解釈と、現代の研究から分かっていること

は、必ずしも同じではありません。yamatokotoba.jpでは、できる限り、
 古典や史料から確認できること

 現代の研究や辞書などから確認できること

 やまとことばの音義による読み解き

 そこから生まれる現代的な考察

を区別しながら紹介していきます。

音義による読み解きを、現代言語学によって証明された事実として扱うこともしません。

かといって、古くから伝わることばの世界を、単なる昔話として片づけることもしません。

原文に戻り、ことばに耳を澄ませ、異なる視点を行き来しながら、「このことばには、どんな世界の見方が映っているのだろう」と考えてみる。

そのための場所でありたいと思っています。

名前の音と、その人が歩んできた人生とを結び直す。

DSC00022-5 2_edited_edited.jpg

読み解き、伝える人

​やまとことば姓名師・言本師

​山本幸臣(Yukio-mi YAMAMOTO)

林英臣氏に師事し、やまとことば一音一音の意味と、その音義による古事記・姓名の読み解きを学んできました。

現在は、やまとことばについての執筆、講演・セミナー、古事記の読み語り、そして名前を入口に自己理解を深める「やまとことば姓名鑑定」を行っています。

私が関心を持っているのは、ことばの意味だけではありません。

ことばの向こうに、どのような自然観、人間観、世界観があるのか。

そして、それを今を生きる私たちがどう受け取ることができるのか。

そのことを、学び、読み解き、伝えていきたいと考えています。

やまとことば姓名鑑定_12.png

日本各地の現場で、
この国の豊かさに出会った。

会計検査院に勤務していた頃、私は国の事業を検査するため、国内外の現場を訪れました。

北から南まで、それぞれの地域で暮らす人の話を聞き、その土地の産業や自然、文化、歴史に触れてきました。

同じ日本の中でも、土地によって風景が異なり、受け継がれてきた慣習や、人々が大切にしているものも異なります。

豊かな自然。

地域を支えてきた産業。

歴史の中で育まれてきた祭りや風習。

そして、それらを次の世代へ受け継ごうとする人々。

仕事として現場を訪ねていたはずが、次第に私は、制度や数字のずっと奥にある「日本の暮らし」そのものに心を惹かれるようになりました。

東京で生まれ育った私は、それまで自分が暮らしている日本という国について、知っているようで、実はほとんど知らなかったのだと思います。

各地を訪れるたびに、この国の豊かさや、積み重ねられてきた歴史を、もっと深く知りたい。
そんな思いが強くなっていきました。

暮らしの中に残る日本を、
もっと深く知りたくなった。

日本のことを学びたいと思った私が、最初に向かったのは、年中行事の世界でした。

正月、節分、雛祭り、端午の節句、お盆、月見。

私たちが何気なく繰り返している行事の一つひとつには、季節の移ろいを感じ、自然の恵みに感謝し、家族の無事や子どもの成長を願ってきた、日本人の暮らしと祈りが込められています。

年中行事を学んでいくと、行事は単なる昔からの習慣ではなく、自然、生命、祖先、家族、地域との関係を確かめ直す営みであることが見えてきました。

また、同じ行事であっても、地域によって形や意味が異なります。

そこには、日本人が一つの型にすべてを統一するのではなく、それぞれの土地の自然や歴史に合わせながら、文化を育ててきた姿がありました。

こうした学びを通して、私は次第に、行事の奥にある考え方や、日本人が世界をどのように捉えてきたのかを、もっと深く知りたいと思うようになりました。

その関心は、やがて日本の神話や古事記、そして、それらを語り継いできた「やまとことば」へとつながっていきました。

やまとことば姓名鑑定_13.png
DSC01078_edited.jpg

一音の意味から、
古事記の世界が動き始めた。

やまとことばと出会い、私が最も心を動かされたのは、「一音一音から、ことばを読み解く」という考え方でした。

それは、「なんとなくそんな気がする」という感覚的なものではありません。

息がどのように流れ、喉や舌、唇、口の開き方によって、どのように音が生まれるのか。

発声の仕組みと音の響きを手がかりに、一音一音の働きを体系的に読み解いていく学びでした。

そして、その音義をもとに古事記の冒頭を読み解いていくと、それまで難解な固有名詞のように感じていた神々の名前が、一つひとつ意味を持ちながらつながり、世界や生命がどのように生まれ、つながっていくのかという、大きな世界観が立ち現れてきます。

その瞬間、私の中で「やまとことば」は、古い日本語でも、言霊を語る神秘的な世界でもなく、日本人が言葉によって世界をどのように捉えてきたのかを伝える、一つの体系として深く理解したいものへと変わりました。

もちろん、こうした音義による古事記の読み解きは、歴史学や現代言語学で確定した古事記の唯一の解釈ではありません。

だからこそ、原文や研究と照らし合わせながら、

「こう読むと、何が見えてくるのだろう」

と考えていくことに面白さがあると思っています。

このサイトの「読みもの」も、そこから始まっています。

名前もまた、
毎日呼ばれている「音」だった。

やまとことばの音義と古事記の読み解きを学ぶ中で、林英臣氏からもう一つ学んだのが、

一音一音の意味から、人の名前を読み解く「やまとことば姓名鑑定」

でした。

私たちの名前もまた、音でできています。

名前は、生まれたときから何度も呼ばれ続けます。

家族から。
友人から。
学校や仕事の場で。

一生の中で、これほど繰り返し耳にすることばは、そう多くありません。

学びの中で、まず自分自身の名前を一音一音から見つめてみると、それまで別々の出来事として捉えていた人生の経験や、人との関わり方、自分が大切にしてきたことが、名前という一つの入口からつながって見えてくる感覚がありました。

ただし、私は名前だけでその人の人生や性格が決まる、と考えているわけではありません。

私がやまとことば姓名鑑定で大切にしているのは、名前から何かを一方的に断定することではなく、名前の音から見えてくるものと、その人が実際に歩んできた人生とを重ねてみること。

そこから、

「そう言われてみると、確かに自分にはそういうところがある」

「これまでの経験には、こんなつながりがあったのかもしれない」

と、自分自身をあらためて見つめるきっかけが生まれます。

私自身、この読み解きに大きな可能性を感じ、林英臣氏のもとで学びを重ね、現在はやまとことば姓名師として、個人セッションを行っています。

「読み解く」だけでなく、
「伝える」へ。

やまとことばを学ぶほど、一つの思いが強くなってきました。

それは、

この世界を、一部の人だけが知るものにしたくない。

ということです。

難しい専門用語としてではなく。

根拠の分からない神秘的な話としてでもなく。

初めて古事記を読む人にも。

日本語そのものに興味を持った人にも。

自然や日本文化が好きな人にも。

そして、自分自身を見つめたい人にも。

「こんなふうにことばを見ることもできるのか」

という発見として届けたい。

そのために、

読む。

調べる。

考える。

語る。

書く。

そんな活動を続けています。

yamatokotoba.jpというサイトも、その一つです。

やまとことばについて講演する際のイメージ・山本幸男み
やまとことば姓名鑑定_14.png

受け継いだ音義を、
一人ひとりの人生へ。

現在は、やまとことば姓名師・言本師として、やまとことばの音義をもとに、一人ひとりのお名前と向き合っています。

けれど、私がお伝えしたいのは、音の意味そのものではありません。

一音一音の働きを手がかりに、その方がこれまで歩んできた人生を振り返り、ご自身でも気づいていなかった持ち味や価値観、人との関わり方を、ご本人の言葉として受け取っていただくことを大切にしています。

だから、鑑定では名前だけを見て結論をお伝えすることはありません。

お話を伺いながら、これまでの経験や想いと、名前から見えてくる働きを重ね合わせていきます。

その中で、

「だから、この仕事に惹かれてきたのか。」

「この出来事にも意味があったのかもしれない。」

「これからは、この持ち味をもっと大切にしていこう。」

そんな言葉が、ご本人の中から自然に生まれてくる瞬間があります。

その瞬間に立ち会えることが、私にとって、この仕事の何よりの喜びです。

やまとことば姓名鑑定は、答えを与えるためのものではありません。

名前を手がかりに、自分自身の人生を受け取り直し、これからを自分らしく歩んでいくための、小さな対話の時間でありたいと願っています。

Gemini_Generated_Image_k58catk58catk58c(中).jpeg

プロフィール

​山本幸臣(Yukio+mi YAMAMOTO)

  • やまとことば姓名鑑定

  • やまとことば講演・セミナー

  • やまとことば神話(古事記)の読み語り

  • Webサイト「やまとことば.jp」の運営

  • 特定非営利活動法人 日本児童教育文化研究所 理事他

会計検査院勤務を経て、民間企業での事業企画・事業開発などに携わり、その後独立。

日本各地を訪ねる中で日本文化への関心を深め、年中行事、古事記、日本の歴史・文化を学ぶ。

林英臣氏より、やまとことば一音一音の音義と、その音義による古事記・姓名の読み解きを学ぶ。

現在は、Webサイト「yamatokotoba.jp」の運営・執筆をはじめ、やまとことばに関する講演・セミナー、古事記の読み語り、やまとことば姓名鑑定などを行っている。

ここから、
やまとことばの世界へ。

​やまとことばについて初めて知った方は、まずはこちらから。​

もう少し深く読んでみたい方は、

​そして、自分自身の名前を入り口に見つめてみたい方は、

​へお進みください。

DSC08910(小).jpeg
DSC08921(小).jpeg
DSC08932(小).jpeg

写真:2024年に家族と共に歩いた熊野古道小辺路付近の風景。

bottom of page