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【特集|言霊を読み解く】
「言霊」とは、本当に「口にしたことが現実になる」という意味なのでしょうか。
『万葉集』『古事記』の原文や研究論文を手がかりに、古代日本人がことばをどのように捉えていたのかを、史料から確認できることと後世の解釈を分けながら読み解きます。


大和言葉とは?意味・和語との違い・現代にも残る言葉をわかりやすく解説
「大和言葉って、昔の美しい日本語のことでしょうか?」 大和言葉についてお話ししていると、そんなふうに聞かれることがあります。 「たおやか」「うつろい」「たまゆら」「おもてなし」。 どこかやわらかく、日本らしい響きを持つ言葉を思い浮かべる方もいるかもしれません。 しかし、本来の「大和言葉」は、そうした特別に美しい言葉だけを指すものではありません。 日本の景色の移ろい「吉野の桜」 私たちが毎日のように使っている、 「ことば」 「話す」 「あたたかい」 といった言葉も、すべて和語に分類されます。国立国語研究所も、日本語の語彙を語の由来によって「和語・漢語・外来語・混種語」などに分類し、和語を「日本固有の語」としています。 では、「大和言葉」とはいったい何なのでしょうか。 そして、このサイトで扱っている「やまとことば」は、一般にいう和語と何が同じで、どこからが独自の読み解きなのでしょうか。 まず、言葉の歴史から見ていきましょう。 大和言葉とは?――まず、一般的な意味から 現在、「大和言葉」という言葉は、一般的には「和語」とほぼ同じ意味で使われます。 『デ
8月25日読了時間: 13分


大和言葉「すなほ」に学ぶ、まっすぐな生き方
素直」は、もともと人の態度や性格だけを表す言葉ではなかったのです。
ここで注目したいのは、「まっすぐ」という意味です。
なぜ「すなほ」が「まっすぐ」なのか。
ここからは、私が林英臣先生から学んだ、大和言葉の音義によってほどいてみます。
一般的な語源学で確定している説明とは区別しながら、言葉を一音一音までひらいて考えていきます。
10月10日読了時間: 10分


「まこと」とは何か――ことばと行いを重ねて生きる、大和言葉の人生観
「まこと」を学ぶ中で、私は「真言」「真事」という言葉についても考えるようになりました。
歴史的な語源を単純に一つへ決めることはできません。
そのうえで、真の言、真の事、という二つを重ねて見てみると、とても興味深いものがあります。
何を言うのか。そして、何をするのか。
ことばと、こと。
語ったことと、実際に起こす行いとが離れていない。
「まこと」という言葉は、
何を語るかだけではなく、それを実際の人生の中でどう生きるのか
を問いかける言葉として、私には感じられます。
10月6日読了時間: 7分


大和言葉入門講座レポート|「みる」から広がる日本語の世界と参加者の声
講座後のアンケートの中で最も多く「印象に残った」と挙げられたのが、「五感と大和言葉」についてでした。
そして、「これからもっと深く学んでみたいこと」として最も多かったのは、
「大和言葉の一音一音の意味」
でした。
私自身、今回の講座を終えて改めて感じたのは、難しい日本語の知識をたくさん伝えることよりも、私たちが毎日使っていることばを、ほんの少し違った角度から見てみることに、大和言葉のおもしろさがあるということでした。
「見る・観る・看る・診る」は、なぜ全部「みる」なのか
講座の最初に取り上げたのは、
見る、観る、看る、診る
ということばです。
漢字を見ると、それぞれ意味は違います。
ところが、声にしてみれば、すべて同じ「みる」です。
そこで、いったん漢字を外して、「みる」という音そのものから日本語を見てみました。
私が学び引き継いできた大和言葉の音義から、一つ一つの音に働きがあると考え、ことばを読み解いていきます。
これは一般的な語源学の定説としてお話ししているもの
9月16日読了時間: 6分


音の響きは感情と結びつく?――子どもにも見られた「グリーム・グラム効果」
意味のない音にも「明るそう」「悲しそう」という印象は生まれるのでしょうか。英語を話す5〜7歳の子どもと成人を調べた2026年の研究から、音と感情の結びつき、音象徴と大和言葉の音義の違いをわかりやすく整理します。
9月8日読了時間: 7分


「ふれる」とは、手でさわることだけ?――「ふ・れる」を一音ずつひらく
木に触れる。土に触れる。水に触れる。人の手に触れる。
私たちは、自分の手から相手へ働きかけているように感じます。その瞬間、硬い、柔らかい、温かい、冷たい、ざらざらしている、震えている――そんな情報が、相手からこちらへ返ってきます。
触れるという行為は、一方通行ではありません。こちらから手を伸ばし、相手から何かを受け取る。
「ふれる」。たった三文字の言葉ですが、そこには、身体を通して世界を知るという、人間にとって根源的な営みが含まれているように思います。
この記事では、辞書や古典から確認できる「触れる」という日本語を見たうえで、歴史的な語源とは区別しながら、やまとことばの音義から「ふ・れる」を読み解いてみます。
9月7日読了時間: 14分


「あぢはう」とは、味を感じることだけ?――やまとことばから「味わう」をひらく
食べることと味わうことは、同じでしょうか。
お腹が空いているとき、急いで食べれば、食事はすぐに終わります。
けれど、ひと口を口に含み、香りを感じ、舌触りを感じ、噛むほどに変わっていく味を感じ、飲み込んだあとに残る余韻まで感じる。
同じものを食べても、そこにはまったく違う時間があります。
日本語には、「味わう」という言葉があります。
そして私たちは、食べ物だけではなく、
「音楽を味わう」「言葉を味わう」「余韻を味わう」
さらには、「人生を味わう」とまで言います。
なぜ、舌で感じるはずの「味」が、
人生そのものを受け取る言葉にまで広がったのでしょう。
今回は、「あぢはう」という古い響きを手がかりに、「味わう」という言葉をひらいてみます。
9月7日読了時間: 14分


「かぐ」とは、においを感じることだけか?―「か・ぐ」を一音ずつひらく
見えないものは、存在しないのでしょうか。 森を歩いていると、ふっと木の香りがする。 雨が降る前には、空気の匂いが変わる。 家の前を通っただけで、夕食の支度をしていることがわかる。 姿はまだ見えていない。 けれど、 何かが、そこにある。 私たちは、それを鼻で感じ取ります。 「かぐ」。 普段はあまり意識することのない、たった二音の言葉です。 けれど、この言葉をひらいていくと、 目には見えないものを、感じ取る という、とても興味深い世界が見えてきます。 この記事では、まず辞書や古典から確認できる「かぐ」の意味を見ていきます。 そのうえで、歴史的な語源とは区別しながら、やまとことばの音義から「か・ぐ」を一音ずつ読み解きます。 「かぐ」とは、鼻でにおいを感じることだけではない 辞書で「嗅ぐ」を調べると、基本となるのは、 鼻でにおいを感じ取ること です。 しかし、日本語の「かぐ」は、それだけではありません。 においから、そこにあるものを知る 私たちは、姿を見るより先に、匂いから何かの存在に気づくことがあります。 コーヒーの香りがして、 「あ、誰かが淹れている
9月5日読了時間: 15分
そして、もっとも身近な「やまとことば」は、
自分の名前です。
私たちは、生まれてから何度も何度も自分の名前を呼ばれ、その音とともに生きています。
やまとことば姓名鑑定では、その名前を一音ずつ読み解きながら、自分の持ち味や役割を見つめていきます。
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