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私の神話を語る会
10月5日、東京都調布市にある映像シアターで開催された『私の神話を語る会 〜時空を超えて繋がるもの〜』に登壇してきました。 タイトルは「名前に響く創世の言霊」。 驚きや感動の息遣いを、そのまま響きにした自然発声音―― やまとことばの一音一音の響きには意味が宿っています。...
10月6日読了時間: 1分


「泣きそうです…」「怖い…」
9月3日、4日の二日間、ギャラリー銀座で開催されている侑季蒼葉さんの個展で『やまとことば姓名鑑定』をさせていただきました。 1人15分で、お名前の一音一音の意味をお伝えするということで引き受けた特別鑑定でしたが、ついつい「持って生まれた性質」「果たすべき役割」という読み解き...
9月17日読了時間: 2分


名前のチカラ−−「命名」が変える人生
■「名前」に込められた魔法のようなチカラ いきなりですが、皆さんは“名前”について、どんなイメージをお持ちでしょうか? 赤ちゃんに名づけするとき ペットに名前をつけるとき 何かの作品にタイトルをつけるとき どんなときでも「名前をつける」という行為には、なにか特別なエネルギー...
4月18日読了時間: 5分


心を伝える「ことば」には、理由がある。
恋しさ、切なさ、懐かしさ──日本人が古くから大切にしてきた感情は、いつも「やまとことば」で語られてきました。 春の光に「ほころぶ」人のぬくもりを「しみじみ感じる」そして、想いを込める名前にも、その言霊の響きが宿っています。 実は、古代の人々は 🔸...
4月8日読了時間: 1分


「ぱちぱち」や「ぴかぴか」に隠された音のふしぎ~ハ行のことばの歴史をたどる~
「ぱちぱち」「ぴかぴか」「ぽかぽか」——何気なく使っているオノマトペ(擬音語・擬態語)にも、日本語の深い歴史が息づいているのをご存知でしょうか? 金沢大学・高山知明先生の論文によると、 今の「ハ行」の音(は・ひ・ふ・へ・ほ)は、もともとは「p」の音で発音されていた...
4月7日読了時間: 1分


『古事記』に隠された音の魔法──「こをろこをろ」の神秘
『古事記』には、音で世界を形作る力が秘められています。その象徴が「こをろこをろ」。これは、イザナギ・イザナミの二柱の神が天の沼矛(ぬぼこ)で海をかき混ぜたときに発生した音であり、その滴り落ちたしずくが積もって オノゴロ島 が誕生するという壮大な神話が描かれています。...
4月1日読了時間: 3分


『芽』と『目』が同じ意味!? 日本語の奥深さに感動。
私たちが何気なく使っている日本語。その語源を探ると、 自然と身体を同じ感覚で捉えた 「大和ことば」の奥深い世界が見えてきます。 千葉大学の研究論文 「大和ことばの命名法」 によると、弥生時代の人々は 植物と人体の共通点を感じ取り、同じ音で名前を付けていた ...
2月27日読了時間: 2分


古事記神話と言霊信仰 Episode 0
古事記神話と言霊信仰 言霊信仰とは、 「言葉には霊的な力が宿り、現実を変えることができる」 という考え方であり、『古事記』の神話においては 発話することで事実を決定し、世界を作り変える力 があるとされていました。スサノヲとアマテラスの誓約(ウケヒ)の場面を中心に、言葉の...
2月5日読了時間: 4分


古事記と言霊信仰
興味深い論文を見つけたので、まとめてみました。この論文では『古事記』における言霊信仰を分析し、特に 言葉が現実を変える力 を持つと信じられていたことを考察しています。主に、①他者に影響を及ぼす発言、②「言挙げ(ことあげ)」という概念に焦点を当てています。 目次 1....
2月2日読了時間: 3分
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