「自分の名前が、少し好きになりました」——26名のお名前を読み解いて感じたこと
- 山本 幸臣

- 2025年9月17日
- 読了時間: 4分
更新日:8月18日

「なんだか、泣きそうです」
「当たりすぎていて、ちょっと怖いです」
イベントで26名の方のお名前を読み解かせていただいた際に、そんな言葉をいただきました。
とはいえ、
「名前から、その人のすべてが分かる」ということではありません。
読み解かせていただきながら印象に残ったのは、お名前の響きをきっかけに、その方自身がこれまでの人生を振り返り、
「ああ、確かに私は、こういうことを大切にしてきたかもしれない」
「だから、あのときあんなふうに感じたのかな」
と、自分自身を少し違った角度から見つめ始める瞬間でした。
名前を「当てる」のではなく、名前から自分を見つめてみる
やまとことば姓名鑑定では、お名前をひらがなの一音一音にひらき、それぞれの音が持つ意味や響きを読み解いていきます。
ただし、
「この名前だから、あなたはこういう性格です」
「この名前には、こういう運命があります」
と、その人を名前の音の意味だけで断定するようなものではありません。
同じ名前を持っていても、生まれ育った環境も、出会った人も、経験してきたことも違います。
だからこそ大切なのは、名前から得られた一つの視点を、その人自身の経験や感覚と照らし合わせてみることだと考えています。
名前は答えそのものではなく、自分を見つめ直すための一つの入口なのだと考えています。
「自分の名前が、あまり好きではなかったんです」
この日、特に印象に残った方がいました。
お名前を読み解いてお伝えしていると、その方は少し驚いたような表情をされました。
そして最後に、
「実は、自分の名前があまり好きではなかったんです」
と話してくださいました。
けれど、お名前の一音一音を別の角度から見つめ、その響きに込められた意味を知ったことで、
「自分の名前が、少し好きになりました」
と言ってくださいました。
私は、この言葉がとても心に残っています。
姓名鑑定というと、
「性格を当ててもらうもの」
「運勢や未来を教えてもらうもの」
というイメージを持たれることがあります。
けれど、私がやまとことば姓名鑑定を通して届けたいものは、少し異なります。
これまで何度も呼ばれてきた自分の名前を、もう一度、新しい目で見つめてみる。
すると、当たり前すぎて気づかなかった自分の一面や、ずっと大切にしてきたものが見えてくることがあります。
そして時には、自分の名前そのものへの見方まで変わる。
私は、そこに名前を読み解くことの面白さがあると思っています。
大切な人の名前を読み解くと、見え方が変わることもある
この体験は、自分自身の名前だけに限ったものではありません。
子ども、夫婦、パートナー、親、仕事仲間。
身近な人ほど、
「どうして分かってくれないんだろう」
「どうしていつも、こうなるんだろう」
と思うことがあります。
けれど、二人の名前をそれぞれ読み解いてみると、
自分が自然に大切にしていることと、相手が大切にしていることは、必ずしも同じではないことに気づく場合があります。
そこで、
「相性が良い・悪い」
と判定するのではなく、
「この人は、自分とは違うところを大切にしているのかもしれない」
と考えてみる。
それだけでも、これまでとは少し違った関わり方が見えてくることがあります。
名前は、人生の中で何度も呼ばれ続ける音
名前というのは、不思議な存在です。
自分でつけたわけではないのに、生まれてからずっと自分とともにあり、人生の中で何千回、何万回と呼ばれ続けます。
あまりにも身近なので、普段はその響きを意識することはありません。
けれど、一度立ち止まって、
「自分の名前には、どんな音が響いているのだろう」
と見つめてみる。
そこから、自分自身への新しい問いが始まることがあります。
26名のお名前を読み解かせていただいたこの日は、そのことを改めて感じた一日でした。
「当たっているか、当たっていないか」だけではなく、
名前を入口に、自分や大切な人を、これまでとは少し違う角度から見つめてみる。
やまとことば姓名鑑定が、そんな時間になればと思っています。
やまとことば姓名鑑定について
やまとことば姓名鑑定では、お名前に含まれる一音一音の響きを手がかりに、ご自身の持ち味や、ものの見方、人との関わり方などを、ご本人の経験と照らし合わせながら一緒に見つめていきます。
名前だけから性格・才能・未来・使命などを断定するものではありません。
自分自身をもう一度見つめてみたい方は、詳しい内容をご覧ください。


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